Appleはどうしても2ファクタ認証を推し進めたいようです。
6月15日以降、他社アプリでiCloudのデータを使用するのならApp用パスワードが必要だということで、その際2ファクタ認証を有効にしないと作成できないらしいです。
アプリにログインできません
突然アプリにログインできませんの表示が現れます。
これはセキュリティのためにサードパーティ製アプリでiCloudデータにアクセスするときに出てきます。
なるほどApp用パスワードが必要なんですね。
まぁ、それは仕方ないことかもしれませんね。
それで・・・えっ?2ファクタ認証を有効化しないとApp用パスワードができないの?
App用パスワード設定
設定は「Apple IDのアカウントページ」から行います。
通常にサインインして、といっても2ファクタ認証を設定していなければ「セキュリティ質問」が出てきます。
これを忘れていたらサインインできませんので、リセットを行います。
サインインできたら「セキュリティ」の右にある「編集」をクリックします。
私はiCloudに関わるデータをサードパーティアプリで使用していないので出てきませんが、「App 用パスワード」「パスワードを生成」して下さい。
Appleがどうしても2ファクタ認証にしたがる理由は
Appleはパスワード流出を防ぐため、半ば強制的にでも2ファクタ認証を有効化させようとしています。
これは、2016年7月にiCloudのパスワードが4000万件流出する事件、2014年にも同様な流出事件により、端末デバイスをロックされ、解除するのに3〜5,000円程度の身代金?要求などの事件が起きていることを受けての防止策に思えます。
「Appleとしてはユーザのパスワード流出を未然に防ぐ努力をしています。
つきましてはユーザのみなさんも、とてもややこしく面倒くさいことですが、協力して下さい。」ということなのでしょうね。
2ファクタ認証にするとセキュリティはかなり高くなりますが、諸刃の刃で面倒くさいことも多く発生します。
りんごG3がまとめます
「セキュリティは守りたいけれど面倒くさいことは嫌だ」「パスワードなどのプライバシーは企業が守るもんでしょ」なんていう時代は終わりです。
自分の身は自分で守るしかありません。
「信頼できるデバイスをなくした・壊した」「パスワードを忘れた」「セキュリティ質問を忘れた」etc…など、くれぐれもそういったことがないようにしましょうね。。