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MacのOSがOS X v10.11 El Capitan、macOS Sierra 10.12 を利用していて、セキュリティソフトのESET (キヤノンITソリューションズ)を使用しているユーザが2018-001セキュリティアップデートを行なうと、起動後1〜2分経つと再起動する症状が出ているようです。
対策はできるようなので、対処して下さい。
ESET Cyber Security Proで発生している
macOS High Sierra 10.13 では症状が発生していないということですが、ESET Cyber Security Proでは再現率が100%のようです。
セーフモードで起動すると問題がないようですが、ログを確認するとESET Cyber Security Proが起因である可能性があるので削除してみると問題がなかったようです。
ESETにて対応済み
ESETを販売している、キヤノンITソリューションズは早速対策を講じているようです。
- Macをセーフモードで起動します。
- ターミナルを起動して、以下のコマンドを実行します。
https://eset-support.canon-its.jp/faq/show/9088?site_domain=private
- コンピューターを再起動します。
ESET (キヤノンITソリューションズ)対応ページ
昨年もSafariの表示が遅くなったことがあった
昨年も、El CapitanをOS X10.11.3へアップデートした途端Safariの表示が遅くなったことがありました。
昨年の症状は
- Webページの表示が遅くなる。
- インターネット接続を必要とする一部アプリケーションの通信ができない
といった症状でした。
これもESET (キヤノンITソリューションズ)で素早く対応していたようで直ぐに解決した様子です。
さすがです。
セキュリティソフトはトラブルが多い
過去の経験上セキュリティソフトを入れるとどうもアップグレードの時にトラブルを起こし易い傾向にあります。
以前、Avastを入れていたのですが,アップグレードの時にトラブルを起こしました。
無料のセキュリティソフトでもあり、まして海外製品ですので、解決までに時間もかかるので、即刻削除しました。
ESETは軽くて、ウィルス検出率も高い優れたセキュリティソフトで、対応も速いため、インストールしていても問題は無いとは思います。
もちろん、Nortonやウィルスバスターなど、名前が通ったセキュリティソフトも直ぐに対応できると思いますので、問題はないとは思います。
対応はできてもトラブルが多いというのは事実です。
Macがウィルスに強いという都市伝説
ブラックハッカーがMacにウィルス感染させようと思えば、簡単にプログラムは作れると思います。
Macもコンピュータですので、ウィルスに強いという都市伝説、あるいは神話はウソです。
何故Macのウィルス感染が少ないかということですが、MacとWindowsを比較すると、圧倒的にWindowsのシェアのほうが多いわけで、行政機関や教育機関、企業などの多くはWindowsが主体であることは間違いありません。
ブラックハッカーにとって、シェアが多いWindowsを標的にしたウイルスを作った方が、影響が大きくなり効果(どういった効果なのかはわかりませんが・・・)が見込めるわけです。
そんな理由でMacにウィルス感染が「無い」のではなく「少ない」と言うだけです。
りんごG3のひと言
しかし、私はセキュリティソフトはインストールしていません。
現状で、MacはOSのアップデートやアプリ,プラグイン、ブラウザ、Javaなどのアップデートを怠らなければ,ほぼ不要だということです むしろアップデートやアップグレードの時にトラブルのもとになるのでインストールしていないのです。
とはいえ、ご自分のMacですので、必要に応じてセキュリティソフトはインストールしておいて下さい。