MacBookとMacBook Proのキーボードにチャタリングなどの不具合が出ているため、REP(Repair Extension Program)でキーボード修理プログラムが出ており、購入日から 4 年間無償修理が適用され、有償で修理した人には返金にも応じるということです。
米国の集団訴訟の申し立てを受けてのこということでしょうが、やはり、バタフライ構造キーボードに問題があるんですねぇ
残念ながらREPで修理に出すという場合、いくつか確認しておくこともありますので、合わせてご紹介いたします。
バタフライ構造キーボードの問題
バタフライ構造キーボードは第2世代に移行していますが第1世代と基本的な考え方は同じで、従来のシザー構造よりもキーの安定性が向上しており、快適な使い心地と優れた反応が得られるということです。
実感として第1、第2世代バタフライ構造キーボード共にストロークは浅く、キータッチは軽めですが、第2世代バタフライ構造キーボードの方がキーを押した時の感覚はシッカリと感じます。
しかし、構造上の問題なのか、ほんの少しのホコリでもキーの下方に蓄積され、押しても反応しないとか、同じ文字が何度も入力されるなどのチャタリングを起こすというトラブルが数多く発生しました。
米国では集団訴訟問題となり、Appleもそれを認めたということです。
おそらくこの訴訟を受けてREPの対応となったと思われます。
REPで修理に出す前にコレだけは確認しておこう
REP対象はMacBook12インチ(2015,2016),MacBook Pro13インチ(2016,2017),MacBook Pro15インチ(2016,2017)です。
あなたのMacが対象かどうかはApple マークから「このMacについて」で調べてみてください。
あなたのMacが上記対象製品で、チャタリングなどの症状が発生した場合、修理に送ることになるのですが、下記の3つを確認した上でApple正規サービスプロバイダーかAppleリテールショップ(いわゆるApple Store)へ電話して持ち込むか、サポートセンターへ電話してください。
①「システム環境設定」⇨「アクセシビリティ」⇨「キーボード」で「スローキー」が切になっているかを確認してください。
「スローキー」が入の場合は、ちょっと長押ししないと認識されません。
②「システム環境設定」⇨「アクセシビリティ」⇨「マウスとトラックバッド」で「マウスキー」が切になっているかの確認をしてください。
「マウスキー」が入の場合は、テンキーを押すとポインタが移動します。
③「システム環境設定」⇨「キーボード」⇨「入力ソース」で「メニューバーに入力メニューを表示」を選択します。
入力メニューが適切なキーボードレイアウトになっていることを確認してください。
(個人的にGoogle日本語入力使っていますのでこの様になっています)
REPで修理に送ってもAppleで検査・検証を行いますので、水気の混入などがあれば対象製品であっても有償となります。
何でもかんでも無償ではありませんから注意してください。
バタフライ構造キーボードはそんなに悪いのか?
正直、キーボードの音はうるさいのですが、薄くても打感があります。
好き嫌いは分かれるところですが、キーボードを打っていると「あぁ、キーボードを叩いているな」という満足感があり、何だか気持ち良くなってくるので、私は好きなんですがねぇw
MacBook Proを1年間使用していますが、大事に使用しているので、埃っぽいところで使用するとか、お菓子をボリボリ食べながら使用することはありませんので、特に不具合は出ていないようです。
今後、不具合が生じればその時は修理してもらいますが、できればそのようなことが起きないことを祈るばかりです。
りんごG3がまとめます
もし、キーボード操作中にチャタリングなどの症状が発生したら最悪ですね。
仕事が止まってしまいます。
集団訴訟起こす人達の気持ちはお察し致します。。。
しっかしAppleは2018年に入って3つ目のREPで、そのうち2つがMacBook Proに関係しています。
MacBook Proは仕事で利用している人も多いので、このようなことが度々続くと嫌気が差してきます。
安いWindowsマシンじゃないんだから、しっかりしてほしいものですね!