Macに限らずパソコンはショートカットキーを使うことで,もっと簡単に操作ができます。

ショートカットキーは100個以上ありますが,全て覚えるのは無理があります。

テキストエディッタやメール,ウェブなどでよく使うショートカットを覚えておけば時間短縮ができます。

Macを使用する場合,少なくとも下記に挙げている10個程度を覚えておくと,とても便利です。

ショートカットキーの使い方

キーボードのショートカットキーはほとんどが2つ以上のキーを押さえて操作します。

Macの解説サイトには記号だけで表記しているものもあります。

例えば ⌘ のマークなどをよく見かけると思います。

この記号表記は下記のようなものですが,よく使うので参照にしてください。

  • command ⇨ ⌘
  • option ⇨ ⌥
  • shift ⇨ ⇧
  • control ⇨ ⌃
  • caps lock ⇨ ⇪

などです。

キーボードによっては記号があるものもありますが,最近のJISキーボード(日本語入力キーボード)には command ⌘ にしか付いていないようです。

覚えておくべき10個のショートカット

command + C

選択部分をクリップボードにコピーします。

command + V

クリップボードにコピーしたものをペーストします。

command + X

選択したものを削除してクリップボードにコピーします。

command + Z

直前の作業を取り消します。

command + A

すべてを選択。例えばフォルダの中の1つを選択状態にしてこのショートカットを使用すると全選択できます。

command + N

アクティブになっているアプリの新規ウィンドゥを開きます。

例えば,テキストエディタを開いていて,新しいページを開きたいとか,Finderを2つ開きたい時に2回行えばFinderが2つ開きます。

command + F

検索時に使用します。ブラウザ上で使用するとキーワードがマークされます。

テキストエディタなどでも利用します。

shift + command + 3

全画面のスクリーンショット

shift + command + 4

一部分のスクリーンショットで,このキーを押さえるとポインタが+になります。

アクティブなウィンドウをスクリーンショットする場合,+をその場所に動かしてスペースキーを押すと選択されます。

クリックするかreturnすると保存されます。

command + webリンク

SafariやChromeなど,タブブラウザでリンク先を新しいページで開く場合,commandを押しながらリンクをクリックします。

他にも数多くあるショートカットキー

他にも便利なショートカットは数多くありますが,この10個を覚えておくだけでも随分と便利さが違います。

Macは起動アクションやトラブルしシューティングの時にもcommand,option,shift,controlなどのキーを使用します。

大げさかもしれませんが,キーボードを制することはMacの操作を制することになるでしょう。

ショートカットの詳細はサポートサイトを参照ください。