米国Amazonで販売されているAppleの電源アダプタやLightningケーブルのほとんどが偽物であるということが判明しました。
Appleは偽造品を卸売していたところを相手に訴訟を起こしているとのことです。
ACアダプタが発火
米国Amazonで販売された電源アダプタが発火したと購入者から指摘を受けています。
この指摘があったのは2015年12月24日,米国Amazonのカスタマレビューで写真入りで掲載されていました。
いかにもApple純正品が事故を起こしたというふうにしか捉えかねません。
Appleは米国Amazonに卸していたMobile Starという企業に対し,商標の無断使用、信用毀損などの損害を受けたとして提訴しています。
日本に入ってたかどうかは不明
日本国内で流通していたかどうかは不明ですが,純正品以外のケーブルで発火事故が起きることは考えられるので,十分に注意は必要です。
ライトニングケーブルはまだしも,電源アダプタは直接コンセントに接続されていますので,AC100Vの電圧がかかっています。
純正品であってもほこりなどでトラッキング火災が発生する場合もありますので,コンセントを挿しっぱなしにしている方は一度掃除をされたほうが良いかと思われます。
Apple純正品の見分け方
Apple純正のアクセサリーかどうかを見分ける方法はApple公式サイトで詳しく紹介されているので確認してみてください。
ライトニングケーブルは,USB コネクタから約 18 cm のところにまず「Designed by Apple in California」という印字があるのでよく見てください。
ライトニングケーブルの被覆破れや断線でAppleへ交換依頼をされる時,純正品かどうかを問われますので,確認しておいたほうが良いでしょう。
iPhone,iPadなどの電源アダプタは必ず認定ラベルが付いていますので確認してみてください。
MacBookのMagSafeの一体型は偽物は少ないかもしれませんが,アダプタ部分に認定ラベルやシリアルが記載されていますので確認してみてください。
USB-C電源アダプタも同様ですし,USB-C充電ケーブルにもシリアル番号が記載されています。
ケーブルの外皮に「Designed by Apple in California. Assembled in China.」という文字があり,その横に記載されています。
りんごG3がまとめます
サードパーティのケーブルでもしっかりしているものもあると思います。
しかし,低価格のもので粗悪なものも数多くあるのも事実です。
LightningケーブルやUSB-Cケーブルはともかく,電源アダプタは,基本純正品を使用することをオススメします。
日本国内に流通していないことを願うばかりですね。