目 次
新しいMacBook Air 2020 が発売されました。スペックは従来に比べてかなりアップしています。
CPUも第10世代のIntel Coreを採用していますし、グラフィックスの処理能力も最大80%アップしています。
ストレージ容量も256GBと、従来の2倍となっていますし、キーボードも新しいMagic Keyboardに変更されています。
これはもう MacBook Pro 13インチが、比較対象になるのかもしれません。
MacBook Air 2020とMacBook Pro 2019の性能を比較してみた
MacBook Air 2020、MacBook Pro 2019(ストレージ256GB)で、エントリーモデルとCPUを1グレード上げたモデルでの比較です。
CPU | シングルスコア | マルチスコア | 価格 | |
---|---|---|---|---|
MacBook Air 2020 | Core i3 (1.1GHz) | 1,100 | 2,899 | 104,800 |
Core i5 (1.1GHz) | 1,174 | 3,253 | 114,800 | |
MacBook Pro 2019 | Core i5(1.4GHz) | 999 | 3,705 | 159,800 |
Core i7(1.7GHz) | 1,021 | 4,025 | 189,800 |
幅 | 高さ | 奥行き | 重さ | |
---|---|---|---|---|
MacBook Air | 30.41 | 0.41~1.61 | 21.24 | 1.29 |
MacBook Pro | 30.41 | 1.49 | 21.24 | 1.37 |
ベンチマークでは多少MacBook Proが優っているものの、サイズはほぼ同じですが、重さでは少しでMacBook Airが勝っています。
価格と実用性ということだけを考慮すれば、もしかしたら MacBook Air 2020 に軍配が上がるのではないでしょうか。
MacBook Air 2020 で良いんじゃないという人 ちょっと待った!
これだけで、一概に比較はできませんが、ここまでスペックがアップしたのなら MacBook Air 2020 で良いんじゃない?と、思われる人も多くいる事でしょう。
しかし、それはチョット待った!です。
なぜなら、この時期にMacBook AirやiPad Proのバージョンアップを行なっているという事は、近いうちにMacBook Proの13インチにもテコ入れが行われる可能性があるからです。
現在、MacBook Proは16インチで盛り上がっています。
MacBook Airも新型の投入で盛り上がりを見せています。
同時期に MacBook Pro13インチもバージョンアップとなれば、それぞれの話題も薄まり、ユーザが戸惑ってしまいます。
ましてや、新型コロナウィルスのせいで製造も上手くコントロールできないとなれば、現状で新型MacBook Pro13インチの発表がし難い状況です。
しかし、Appleの市場展開を考えると近い時期に新型 MacBook Pro13インチを登壇させる事はあり得ます。
新型MacBook Pro 13インチ 2020モデルはいつ登場するのか?
新型コロナウィルスの影響があるので、もしかしたら遅れる可能性はありますが、ズバリ、6月のWWDC辺りで発表するのではないでしょうか?
では、スペック的にはどうでしょうか?
まず、CPUは現在 第8世代のIntel Core i5,i7を使用していますが、MacBook Airと同じく、第10世代のチップを採用するのではないでしょうか。
また、ストレージはエントリーモデルの128GBを廃し、256GBがエントリーモデルに搭載されると考えます。
キーボードもMacBook Pro 16インチと同じくMagic Keyboardを採用すると思われます。
グラフィックスもAMD Radeon Proを採用し、差別化を図るのではないでしょうか。
価格はなんとも言い難いところはありますが、現行のエントリーモデルが139,800円ですが、低価格はMacBook Airに譲るのではないでしょうか。
とすれば 現行の256GB搭載モデルの、159,800円をキープしてもらいたいものです。
Apple 先生のまとめ — MacBook Air購入をちょっと待つべきたった1つの理由
MacBook Airが好きという方は迷わず購入すべきモデルだと言えますし、すぐにMacが欲しい方は迷う必要はありません。
新しいMacBook Air 2020はとても優れたBookタイプのMacです。
しかし、MacBook AirかMacBook Pro 13インチかで悩んでる方は「チョット待った!」です。
Apple の中でMacBook AirとMacBook Proは立ち位置が違うので、差別化されなくてはなりません。
そうなれば、6月のWWDCでMacBook Pro 13インチのモデルチェンジが行われるのは、現在の流れ(新型コロナウィルスの影響は除く)からすれば、当然・・・いや必然になってきます。
価格の問題を度外視してMacBook AirかMacBook Pro 13インチかを悩まれている方は6月まで待つのが賢明かと思います。
その時点で、MacBook Pro 13インチのスペックなどを考慮し、検討しても良いのではないかということが、新しいMacBook Air 2020の購入を待つべきたった1つの理由です。