目 次
iPhone Xを発売日に手に入れることができました。
auで予約を10月28日16時1分に入れていたのでなんとか手に入れることができました。
レビューしてこれはスゴイ!と思ったことが3つありました、また、これはひどいと思ったことも1つありましたので、とりあえず簡単に紹介いたします。
手に取った印象はカッコイイのひと言だった
比較はiPhoneXとiPhone 6S Plusですが、従来のiPhone 7と8(Puls含む)では、0.1〜0.2mm程度iPhone8のほうが大きくなっています。
iPhoneXは7,8より一回り大きく、Pulsより一回り小さいので、Pulsを大きく感じていた人も持ちやすさを感じます。
もちろんディスプレィイの大きさは5.8インチありますので、5.5インチだったPulsユーザでも画面サイズについての申し分は無いと言えます。
操作も物理的なホームボタンがないので一瞬戸惑いますが、1日使っていると、今までホームボタンがあったことを完全に忘れ去らせてくれます。
むしろ、無いというのが当たり前のように感じてしまいます。
画面も鮮やかな再現力で「きれい」と感じられるものでした。
強化ガラスに変更された背面は、従来と比べ、当たり前ですが透明感、質感を増しており「おぉ・・10万を大きく超えた価格なりの装丁じゃないか」と思わせるものです。
しかし、私は背面を傷つけるのがコワイのでカバーをしますから、いつも最初にお目にかかるだけで機種変まで見ることが無いので気にはしていません。
全体として「カッコイイ」と思いました。
手に取った印象はそんなものです。
これはスゴイと思った3つのこと
では、iPhoneXでスゴイと思ったことが3つありましたので述べてみます。
その1 Face IDを用いた顔認証はスゴイ
初期設定で前面の「TrueDepthカメラ」を用いて顔を認証しますが、設定と言うか認識はとても短時間で行うことが出来ました。
画面指示に従って顔を動かして認識させます。思わず「もう終わったの?」と思うくらい呆気なく終わりました。
多少の不安を覚えましたが、しかし、これがスゴイのです。
即座に覚え?きっちり認識します。
顔を多少歪めていても認識してくれるのです。
寝起きっぽい顔をしてみたり、変顔をしても認識します。
他の人を見てもだんまりしているので「こいつカワイイやっちゃ」と思えるくらいです。
これでApple Payを使用したり通知、メッセージの時に認証して表示するのですからセキュリティもアップしていることと思います。
ちなみにFace IDでパスコード解除させない場合は、従来通りパスコードで解除します。
その2 カメラがスゴイ
iPhoneXの背面カメラの望遠はF値はが2.4 です。
iPhone 7,8 Plus のF値が2.8 なので、従来より集光能力が高く、より鮮明で暗い場所での撮影に強いということになります。
iPhone7とiPhoneXで同じ風景を撮影してみました。
記事用にリサイズしていますが、どうでしょうか?
左がiPhone7で右がiPhoneXです。
元画素数は同じ3042☓4032で450☓600にして並べています。
iPhone7,8 Pulsでは無いので比較にならないのかもしれませんが、完全にiPhoneXの方が鮮明でキレイです。
また、iPhone8 Plus のカメラにない機能として、光学式手ぶれ補正を広角カメラと望遠カメラの両カメラに搭載しています。
近くも遠くもより鮮明になります。
前面カメラは「TrueDepthカメラ」なので、自撮りでもポートレートモードとポートレートライティング機能の利用が可能になっています。
また、これによって今後、間違いなく増えるであろうVRやARコンテンツに対応するようです。
アニ文字は家族や友人、カップルには楽しめる機能かもしれませんが・・・・こっ恥ずかしくって使用はしないかもしれません。
でも、スゴイww
その3 ホームボタンが無いということのがスゴイ
ホームボタンがないということがこれほど快適なのかと思いました。
今までは「何かあればホームボタン」でしたが、これからは「何かあれば画面をスワイプ」で済みます。
画面の下には「ー」表示のホームインジケータが存在します。
本体右にあった従来の電源ボタンはサイドボタンという名称に変更されました。
起動しているアプリの真ん中辺りからスワイプするとホーム画面に戻ります。
これは最初戸惑うのですが、慣れればとても使いやすい機能なんです。
表現は難しいのですが「あ、これは最初からこんな感じだったんだ。ホームボタンって何だったっけ?」と思わせる操作感です。
①ホーム画面に戻る
アプリ起動中に下方にあるホームインジケータから上にスワイプするとホームに戻ります。
これが意外と快適です。
②マルチタスク画面と強制終了
従来、ホームボタンをダブルクリックして出していたマルチタスク画面ですが、iPhoneXではホーム画面に戻る途中で動作を止めるか、ホームインジケータから上にやり途中で右へスワイプすると切り替わります。
マルチタスク画面になり、一番上にあるアプリを長押ししていると左上に赤い「-」ボタンが出ますのでそこを押すか、従来通り下から上にスワイプするとアプリを強制終了できます。
③コントロールセンター
コントロールセンターは右上から下にスワイプすると表示されます。
バッテリー残量はコントロールセンター右上で確認します。
左上から下へのスワイプは通知センターが表示されます。
思いついたその他のジェスチャーとしては
④Siriの起動
もちろん「Hey! Siri」の呼びかけには反応しますが、サイドボタンの長押しでもSiriが起動します。
⑤電源OFF
電源を切る時は「サイドボタン」と「音量ボタン(大でも小でもOK)」を長押しすると「スライドで電源オフ」画面になります。
⑥スクリーンショット
スクショは割と使う人も多いと思います。
今までは電源ボタンとホームボタンだったのですがiPhoneXでは「サイドボタン」と「音量 大」ボタンでスクショを撮影します。
「サイドボタン」と「音量 大」を長押しすると電源オフになりますので注意してください。
⑦強制再起動
強制再起動はiPhoneの動きがおかしくなったり、フリーズした時によく使います。
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- 「音量 大」ボタンを押してすぐに離す
- 「音量 小」ボタンを押してすぐに離す
- サイドボタンをAppleのロゴマークが出てくるまで長押しする(10秒程度)
強制再起動は早いですね。従来はインジケータが出てしばらくかかっていましたが、iPhoneXはAppleロゴマークから10秒くらいでした。
これはヒドイと思ったたった1つのことですが重要なことです!
これはひどいと思ったこと、それは価格です・・・価格です・・・価格です・・・
iPhone X 64GBモデルで112,800円(税込み121,824円)、iPhone X 256GBモデルで129,800円(税込み140,184円)は、分かっていたこととは言え高い!
AppleCare+ for iPhone Xの22,800円(税込み24,624円)をプラスすると145,000円〜165,000円です。
MacBook Airの98,800円(税込み106,704円)を軽く超えます。
いや、iMacの21.5インチのカスタムしない価格が120,800円(税込み130,464円)ですので、それをも凌駕します。
iPhone8 Pulsの256GBモデルでも10万円は超えていますので、これでもどうかと思います。
見た目はiPhone7も8もほぼ同じようなカタチしていますし、iPhoneで行える「内容・機能」の差もOSがiOS11なので、
ほぼ・・・ほぼ?変わりません。
iPhone8を購入しようとした多くのユーザが、iPhone8を購入せずiPhone7に逃げているということですが、無理もありません。
果たしてここまで高い「ケータイ電話」が必要なのだろうか?
一体誰が買うんだ??
馬鹿じゃないのか??
Mac買えよ!!iPad Pro買えよってんだ!!
と、疑問に思いつつ、怒りを持ちつつも買わずにいられなかったApple信者の悲しい性でした。
りんごG3がまとめます
A11 BionicチップはマルチコアにおいてMacBook Pro i5モデル以上の優れたスコアを叩き出しています。
「MacBook Pro i5モデルは、シングルコアは4592、マルチコアは9602
対してiPhone Xのスコアは、シングルコアが4141、マルチコアが10438」
そう考えるとiPhoneXは従来のiPhoneと同等に考えていると購入できません。
価格に見合った機能を持ち備えた少し進んだiPhoneと思ったほうが良いです。
ちなみにiPhone8も同等のスコアなのでチップは優れています。
ただ、見た目がiPhone7とほぼ同じなのでインパクトにかけているということです。
今後Appleも本格的にVRやARに力を入れてきます。
そうなれば顔認証ができる「TrueDepthカメラ」は必須になってくるでしょう。
その時のための先行投資として割り切って購入すれば腹も立ちません・・・ですかねww