目 次
iPhone Xへ機種変しました。
価格以外は、概(おおむ)ね合格点を付けられると思います。
Face IDに関して不満が残るところが3つあったので、「概ね合格点」という表現をしました。
Face ID 3つの不満点
Face IDの顔認識率は基本的には優れています。
- ロック解除
- Apple Payの認証
- iTunes StoreやApp Storeの認証
- アプリへのサインイン
- Safariのパスワード自動入力(これが何気に重宝します)
これらがFace IDでできるのですから優れているといえます。
しかし、使用していて不満なところというか、認証しない場面に遭遇することが3つあります。
その1. 夜間や暗いところでの認証ができない
一応、夜間でも赤外線で認証するはずですが、これがほとんどできていないのが現状です。
もしかしすると私だけなのかもしれませんが・・・
夜間の就寝中、「あ、あの件ってどうなっていたんだっけ?」など、ふと思ってiPhoneを見ることがあります。
その時Face IDが顔認証してくれません。
購入後10日ほど経過していますが、1回も成功しませんでした。
結局、パスコードで解除する羽目になります。
暗視にも強くないと意味ないじゃん!これなら指紋認証で良いではないか!と、思ってしまいました。
その2. マスクしている時の認証が困る
冬場になるので、マスクをかけて街を歩くことがありますが、当然のことながらマスクを外してFace ID認証しなくてはいけません。
マスクを掛けて認証することなどは想定されてはいないと思うのですが、これが案外と面倒で手間だと感じます。
同じことがマフラーでもありました。
鼻のカタチで認証すると言われていますが、マフラーも口をすっぽり覆っていたら面倒くさかったです。
やはり指紋認証のほうが便利じゃん!と思うのでした。
その3. やはり寝起きは反応が悪い
そりゃ、ひどい顔をしているのかもしれませんが、ご主人様の寝起きくらいしっかり頭に入れておけ!学習機能があるのならしっかり覚えんかい!と、独り言のように怒ってみたりします。
これはFace IDが機械学習をするということで何れは改善するのかもしれませんが、現段階では学習していませんでした。
iPhone XのFace IDがうまく認証しない時
- iPhone XのFace IDがうまく認証しないときはFace ID をリセットして再度設定するというのが一番手っ取り早いと思います。
「設定」→「Face ID とパスコード」→「Face ID をリセット」をタップします。
「Face ID を設定」をタップして、もう一度設定してください。 - 「TrueDepthカメラ」は逆光では反応しにくいということですので、順光にして下さい。
- iPhone Xをあまり近づけすぎても反応しませんし、離れすぎていても反応しません。
25㌢〜50㌢くらいの、常識的範囲で使用して下さい。
Face IDは学習するのか
Appleによると「TrueDepthカメラ」のドットプロジェクターが、瞬時に3万個以上のドットを顔に投射し、顔のマップ作成を行い、「投光イルミネータ」という赤外線投射装置が、暗い場所でも顔を認証できるよう補助する。
次に、赤外線カメラがドットのパターンを読み取ってチップで解析し顔認証を行うということです。
つまり、カメラをまっすぐに見たときだけに反応し、目を閉じたり顔を斜めにしたりすると誤認する可能性があるということです。
FaceIDに関してはAppleの機械学習技術が採用されていることとは思うが、現段階ではそこまで熟成されてはいないのではないかと感じます。
この技術に関してはiOSのアップデートとともに進化していくものと考えられます。
iPhone XのFace IDはどうなんだろう
iPhone XのFace IDって実力はどうなんだろうと思います。
セキュリティ面を考えると完璧な認証法とはいえないと思います。
しかし、これはパスコードを解除するためだけに顔認証を取り入れたのではなく、今後予測できるVRやARを見越しての採用と考えれば良いと考えます。
また、「TrueDepthカメラ」もAIの進化とともにより精度を増すと思われますので、この時期に採用したということは間違った選択ではないと感じます。
りんごG3のひと言
指紋認証、顔認証、虹彩認証などのバイオメトリクス認証は今後も増えていくと思いますが、絶対的なセキュリティの安全などは存在しませんので、あくまで利便性と簡易な「ID+パスワード」のセキュリティより少し優れている程度と考えたほうが良いでしょう。
しかし、何度も言うがご主人様の子くらい覚えておけぇ〜〜!!!・・・(失礼、興奮しました)