iOSがアップグレードしiOS9になったが,アップグレードは慎重に行ったほうが良いですというお話です。
iOS9はWindowsVISTAには対応していません。
正確に言うとiOS9になって,iTunesのバージョンは12.3が必要となります。
しかし,WindowsVISTAはiTunes12.3がインストール出来ないんです。
ということは,iPhone5〜5Sユーザーが9月25日発売日以降にiPhone6S以上を入手する際,WindowsVISTAユーザーでiTunesでバックアップを取っている場合,バックアップからの復元が正規の方法ではできなくなるということです(非正規で行う方法もあるようですが,ここで案内はやめておきます)。
iPhoneからiCloudでバックアップを取っている方は大丈夫です。
iCloudから復元してください。
じゃぁどうしたら良いの?
ではどうすれば良いのかといえば,まず購入する前にiTunesを12.1.3にします。
これは米国サイトでダウンロードしインストールします。
もし,利用しているiTunesが12以前のものなら一度削除してからインストールしてください。
削除する際「アプリケーションの追加と削除」から行いますが,下記の順番に行わないと削除がうまくいかない場合がありますのでご注意下さい。
- iTunes
- Apple Software Update
- Apple Mobile Device Support
- Bonjour
- Apple Application Support (iTunes 9 以降)
そして下記サイトからダウンロード/インストールを行ってください。
・iTunes12.1.3 – 32bit
https://support.apple.com/kb/DL1614?viewlocale=en_US&locale=en_US
・iTUnes12.1.3 – 64bit
https://support.apple.com/kb/DL1615?viewlocale=en_US&locale=en_US
これならば動作するようですので,このバージョンでバックアップを取ってからアップグレードするか,iOS9搭載のデバイスを購入するかを行ってください。
12.3はこんな顔です。
Macはどう?
ちなみにMacもOS X10.8.5以上となっています。
OS X10.6.8までのユーザーは一気に10.10.5までアップグレードすることも可能ですが,マシンによってはメモリー不足や容量不足で出来ない可能性もありますので,ご注意ください。
下記ページよりアップグレードができるかどうかをお確かめください。
www.apple.com
しかし,9月末には10.11El Capitanにアップグレードしますのでもう少し待ったほうが良いかもしれませんね。
iCloudはどう?
また,iCloudを使用する場合はWindows7以降,MacOS X10.10.3以降となりますのでこれも注意が必要です。
当然のことながらWindowsでiCloudを利用する場合はiCloud for Windows4.1以降が必要です。
もちろんiTunesも12以降となります。
これはMacのお話ですが,iOS9のメモ帳をiCloudで同期している方は10.11El Capitanにならないと同期できませんのでご注意ください。
りんごG3がまとめます
Appleは今回,ソフトウェア的に大きく変更してきています。
見た目のインターフェイスなどの変更は少ないように感じるかもしれませんが,コアなところで見直しを行っているため,ちょっと前のOSでは対応しきれなくなっているわけです。
アップグレードや買い替えはご自分のデバイス環境を十分確認の上行ったほうが無難だということです。