Apple製品を使用する時に不可欠なものがApple IDです。

もし、Apple IDを作成する場合はフリーメールを使用したほうが絶対に良いのです。

その理由はたった1つだけです。

メールアドレスは年月が経つと携帯キャリアやインターネットプロバイダによって変更していませんか。

その時、Apple IDで設定したメールアドレスはAppleからのメールを受けることができますか?

そうです、Apple IDは受信できるメールアドレスでなければならないということが、フリーメールを使用したほうが良い

というたった1つの理由です

キャリアメールアドレスをApple IDにしている

アナタももちろんApple IDを持っているとは思いますが、携帯キャリアのメールにしていませんか?

大部分のユーザがiPhoneからApple製品使用し始めた人が多いと思います。

初めてiPhoneを持った時、キャリアショップの人はその携帯キャリアのメールアドレスをApple IDに設定しアカウントを取得することが多いですね。

機種変の時「乗り換えキャッシュバック○万円!」などの謳い文句で携帯キャリア変更することはありませんか?

Apple IDをキャリアのメールアドレスに設定していて、機種変更時に他社の携帯キャリアのメールアドレスへ変わってしまい、前の携帯キャリア会社のメール受信ができない状態になっていませんか。

Apple IDが宙ぶらりんになった状態になりましたね。

キャリアのメールアドレス

国内大手の携帯メーカーをキャリアと言います。

docomo,au,softbankです。

各社独自の携帯メールアドレスを持っています。

そして独自のメールの通り道(ゲートウェイ)で独自ルール(プロトコル)で変換してメールのやり取りをしています。

一般のメール(POPメール)やフリーメール(IMAP)とは約束事が違います。

唯一@i.softbank.jpだけはPOPメールです。

ISPのメールアドレスをApple IDにしている

ISP(インターネット接続プロバイダ)のメールも注意が必要です。

ずっと変更がなければ良いのですが、引っ越しやISPの都合(倒産など)で業者が変わり、メールアドレスが変更される場合があります。

携帯キャリア会社は気づきやすいのですが、ISPの場合は気づかずにApple IDに使用しているメールアドレスを変更してしまう場合が多いのです。

これも受信ができないメールアドレスになってしまいます。

ここでもApple IDが宙ぶらりんになってしまいます。

何故携帯キャリアやISPのメールアドレスではいけないのか

何故、携帯キャリアやISPのメールアドレスが良くないのでしょうか?

それは、携帯キャリアのメールアドレスやISPのメールアドレスは会社が変わった場合、メールアドレスが変更されるからです。

Apple IDはそのまま使えるのですが、サインインの確認やパスワードのリセットなどの時にメールが送信されるのですが、その時に受信ができません。

パスワードのリセットなどは確実に受信されなければリセットもできません。

つまり、受信できないメールアドレスでApple IDに設定しているということは、今後Apple IDを利用したAppleのサービスが利用しにくくなるということです。

最終的には利用できなくなると言っても過言ではありません。

iTunesやAppStoreで購入したものあるいはダウンロードしたものはApple IDと関連付いていますので、これは困ったことになります。

これが携帯キャリアやISPのメールアドレスでApple IDを設定してはいけないたった1つの理由です。

Apple IDをどうすればよいのか

では、どうすればよいのかということですが、もしApple IDが携帯キャリアメールアドレスやISPのメールアドレスと同じであるなら、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールに変更することをオススメします。

何故かといえばGmailやYahoo!メールは殆どがIMAPメールといい、サーバーでデータを保存しているということとブラウザ上でもメール受信ができます。

また、携帯キャリアやISPは変更することがありますが、GmailやYahoo!メールは一度作成したら、通常は変更しないので、放っておいてもアカウントや過去のメールが残っているというメリットがあります。

私はメインのメールもGmailにしているくらいです。

作成は下記からどうぞ。

Gmail

Yahoo!

@icloud.comでも良くない?

MacやiPhoneを使用している人は@icloud.comも取得できます。

これもIMAPメールですしApple製品とお付き合いが長くなれば便利ではありますが、1つ欠点があります。

それは、Apple IDを一度@icloud.comで取得・設定するとずっと変更できないということです。

変更する必要はないのかもしれませんが、もし迷惑メールなど頻繁に飛び込んでくるようになってメールアドレスを変更したくてもApple IDは変更できないのです。

「修復用メールアドレス」にも同じ理由で使用しないほうが良いでしょう。

Apple IDの作成

Macで初めてApple IDを作成するという場合,App Storeからは作成できません。

iTunes Storeで作成してください。
iTunesを起動し上のメニューバー ⇨アカウント⇨サインイン(新規アカウント)を作成から行ってください。

iPhoneやiPadをお持ちならApp Storeで無料のアプリをダウンロードする途中に作成できますので、ガイドに従って設定して下さい。

「支払い」のところはクレカを設定する人は良いのですが、使用しない人は「なし」を選んで下さい。

Apple IDの変更方法

Apple IDの変更はパソコンで行って下さい。



2ファクタ認証していなければ「秘密の質問」が出てきます。


サインイン後アカウントを確認します。

右の方に「編集」がありますので、編集をクリックし「Apple IDの変更」をクリックすると変更できます。

「秘密の質問」を問われることがありますので思い出しておいて下さい。

フリーメールに変更できたら、サインアウトしてもう一度サインインして下さい。

問題なければOKです。

そもそもApple IDとは


Apple ID はApp Store、Apple Music、iCloud、iMessage、FaceTime などの Apple のサービスを利用する時に使うアカウントのことです。

メールアドレスとパスワード、秘密の質問などを準備しておきます。

メールアドレスは何でも良いのですが、フリーメールを利用したほうが良いでしょう。

パスワードは8桁以上で英数字の組合せで、1文字以上の英文字を大文字にします。

秘密の質問は選択式ですが、3文字以上で自分しかわからない答えを設定します。

もし、秘密の質問が必要となった場合、全文字一致となりますので。例えば「ペットの名前は?」という質問に「タロウ」

と設定していた場合「たろう」と入力しても一致しません。

おそらくその時、答えはあっているのに跳ねられるので慌ててしまいます。

注意して秘密の質問を設定しましょう。

りんごG3がまとめます

りんごG3
りんごG3

Apple IDをフリーメールで取得したほうが良い理由はおわかりになったでしょうか?

Apple IDはApple製品に必ず付きものです。

Apple ID(メールアドレス形式)とパスワード、秘密の質問は忘れないでください。

Apple IDのメールアドレスは必ず受信できるメールアドレスにしておいて下さい。

通常は何事もなくアプリをダウンロードしたり、iTunesで音楽を購入したりできるのですが、何かトラブルがあった時や、iPhoneの機種変を行った、あるいはMacを買い替えた時などにApple IDは必要になってきます。

その時慌てないためにも忘れないでください。

もし、それが面倒くさいと思う人はApple製品を使用しないほうが良いと思います。