iPhoneのバッテリーが急激に少なくなったり,いきなりシャットダウンしたりすることがあります。
「iPhone 6s が突然シャットダウンする問題」ということでシリアルによってはバッテリー交換プログラムの対象になる場合もあります。
対象のiPhoneでなくともフル充電してもバッテリー持続時間が短くなっているというケースもあります。
このような場合どう対処すればよいのでしょうか。
iPhone のバッテリーの点検修理が必要になる
iOS10.2.1以降のiPhoneのにはバッテリーの状態を知らせる機能があります。
設定 ⇨ バッテリーに「iPhone のバッテリーの点検修理が必要になる可能性があります」という表示される場合があります。
iPhoneのバッテリーが80%以下の劣化状態になっている可能性があるので,交換をしたほうが良いのではという案内です。
このサポートページの中にも書いていますが「バッテリー交換が必要になるかもしれないということをお知らせしているにすぎません」ということです。
無償でバッテリー交換してくれるの?
ではこの「お知らせ」が表示されたら無償でバッテリー交換してくれるのかといえば「そうではありません」というのが答えになる。
もし,購入1年以内もしくはApple Care+に加入していれば,バッテリーの無償修理交換できますが,それ以外では有償での修理となります。
この表示は,ただ単にアラートとして表示しているだけなので,注意が必要です。
iOS 10.2.1がセルフでバッテリー診断を行っているということです。
修理に出すときには正規サービスプロバイダがいい
1年以内でApple Care+にも加入しているから無償でバッテリー交換を行ってもらえるというのは間違ってはいません。
その場合はApple正規サービス・プロバイダに持ち込むことをオススメします。
サービス・プロバイダなら店頭対応で,店舗内でバッテリーを交換してくれるからです。
他に不具合が発見された場合,その場で不具合確認ができます。
交換後,バッテリーに関しての保証はしてもらえますが,交換後の不具合については別になることを了承した上で対応してもらえます。
エクスプレス交換サービスには気をつけよう
サポートセンターで預かり修理をお願いした場合,修理工場で他の不具合があれば,そこも修理することになります。
それが自然故障なら無償になりますが,水気が入っていたり外圧による損傷や傷などは有償になります。
有償になる場合は通知が来ますので案内に従うということです。
注意点は代替機は自分で準備する必要があるということです。
エクスプレス交換サービスを利用した場合は気をつけてください。
エクスプレス交換サービスについては下記をご参照ください。
で,このサービスを利用する方は「1日でもiPhoneが手元になきゃヤダ!」ということで依頼するわけです。
この交換にはクレジットカードが必要です。
それは,交換機として届けてもらう製品の価格がクレジットカードの与信枠として一時的にAppleに押さえられるということです。
機種によって違いますが6万円〜10万円程度の与信枠が必要になります。
もちろん,何事もなく返却されれば解除されるわけです。
つまりは無償になるわけです。
しかし,バッテリー不具合や自然故障による交換は無償なんですが,返却した後に工場のチェックで損傷が見つかれば,有無を言わさずにApple Care+の保証規定に則り11,800円(+税金)か34,800円(+税金)がクレジットで引き落とされます。
これは文句言えません・・・最悪ですが仕方ありません。
エクスプレス交換サービスの内容についてはキッチリ理解して利用したほうが良いでしょう。