Apple大好き。いや信者の私がApple TVを購入せずにAmazon fireTV stick(以下 fireTV stick)を購入してしまいました。
fireTV stickは期待以上の製品でしたので,Apple TVとfireTV stickを比較して,fireTV stickがなぜ良いのかを検証してみます。
fireTV stick
Amazonのプライム会員を増やすために注力しているデバイスですが,Amazonの本気を感じます。
fireTV stickの一番の魅力は番組コンテンツです。
Amazonプライムビデオが視聴できるのは他のSTBでは観ることのできないコンテンツです。
fireTV stickで出来ることは色々ありますが,いくつかをまとめてみます
- 有料契約は必要ですが,Netflix、Hulu、dTV,Gyao,U-NEXTなどの動画配信サイトへの接続が多い
- YouTube、ニコニコ動画などの無料の動画を観ることができる。特にニコニコ動画は公式になっています。
- Amazonでレンタル・購入したビデオを観る
- Amazonプライム会員の場合,Amazonプライム・ビデオが無料で見放題
- スマホやタブレットの画面をMiracastやiOSのアプリでミラーリングできる
- リモコン操作でゲームを楽しむことができますが,コントローラを使用しなければできない場合があります
音質はDolby Audioで、HDMI (7.1chまで)に対応していますし,画質も1080p フルHD対応ですので音も画質も楽しめます。
ここでは省きますが,Amazonプライム会員ならばネットショッピングのメリットも多いですね。
接続はWi-Fi環境とAmazonアカウントだけで直感的操作で接続できます。
OSはAndroid OSを採用しています。
デュアルコアプロセッサと専用のVideoCore4 GPU,ストレージは8GB
価格は定価4,980円で,セールがあるので3,000円台になることもある。
Apple TV
Apple TVはどちらかといえば,まずiOSなどのデバイスありきのようです。
もちろんtvOSを通じてゲームなどは楽しめますが,基本iOSデバイスの写真やムービーをiCloudを仲介して楽しむことができるデバイスです。
Apple TVで出来ることも数多くあるのですが,簡単にまとめてみます。
- 有料契約は必要ですが,Netflix、Hulu、dTVなどの動画配信サイトへの接続ができる
- YouTubeやvimeoなどの無料動画配信サービスに接続できる
- iCloudを介してAppleの各デバイスの写真やムービーなどをテレビ画面に映し出せる
- iTunesで購入した映画を観ることができる
- リモコン操作でゲームを楽しむことができますが,コントローラを使用しなければできない場合があります
- Siriを利用することで音声検索が簡単に行える
音質はDolby Audioで、HDMI (7.1chまで)に対応していますし,画質も1080p フルHD対応ですので音も画質も楽しめます。
接続もfireTV stick同様,Wi-Fi環境とApple IDで簡単接続できます。
tvOSを採用しており,OSのアップデートでコンテンツが増える可能性もあります。
また,ハード的なトラブルがなければiTunes経由で初期化も可能です。
絶対的なA8プロセッサーと32GB/64GBのストレージ
価格はそれぞれ15,800円,20,800円とこちらも絶対的に高いですね。
AppleTVは2020年現在4Kになり、画質がかなり向上しています。
コンテンツも充実していますが、最近のテレビにはAndroid搭載のテレビも数多く出てますので、Appleとしても苦しいところではないでしょうか。
fireTV stickとApple TVの比較
Apple TV | fire TV stick | |
---|---|---|
U-NEXT | ☓ | ◯ |
Hulu | ◯ | ◯ |
dTV | ◯ | ◯ |
Netflix | ◯ | ◯ |
DMM.com | ☓ | ◯ |
GYAO! | ☓ | ◯ |
Amazonプライムビデオ | ☓ | ◯ |
Apple TVの動画配信サービスの対応はhulu,Netflix,dTVくらいで後は海外の物が多いようです。
対してfireTV stickは動画配信サイトも豊富でプラスしてAmazonプライムビデオがある。
Amazonプライムビデオはプライム会員になれば無料で鑑賞できる。
Amazonプライム会員は325円/月かかるが,ネットショッピングを行う方ならすぐにペイできるし,プライムビデオだけでもペイできます。
Apple TVもAirPlayを介すればその他の動画配信サイトも観ることはできますが,ホーム画面から直接再生できないので,それぞれのサイトやアプリからの再生鑑賞となります。
YouTubeは両製品ともに接続可能ですが,fireTV stickはニコニコ動画の接続ができます。
対してApple TVはVimeoの接続が可能です。
iPhoneやiPadのミラーリングはApple TVは当然ですが,fireTV stickはアプリを介してAirPlayでミラーリング可能ですが,Android端末をApple TVにミラーリングはできません。
しかし,Android Galleryの写真や動画をApple TVで鑑賞するのならば,AndroidアプリのApple TVメディアプレーヤーを利用することで可能になってはいます。
スペックは価格が違い過ぎというのもありますが,圧倒的にApple TVです。
ストレージの32/64GBはアプリをかなりインストールしても問題なさそうです。
ハードのトラブルに関しては機械ですので故障はあると思いますが,これはアタリを引くか,ハズレを引くかといったところでしょうか。
ソフト的なところではiTunes経由で復元可能なApple TVが勝っていると思います。
しかし,圧倒的に違いすぎるのが価格です。
これはいくらストレージの容量が多くても,ソフトの復元が可能でもfireTV stickです。
Apple TV1台でfireTV stickが3つないし4つ,セール時ならもっと購入できます。
なぜApple TVではなかったのか
Apple大好きな私がfireTV stickを選んだのは,4つの理由からです。
- 映画や動画配信サービスの豊富さ
- その他のデバイスとの親和性
- 価格
- ネットショッピング
これは,Amazonプライム会員であるということも大きな要因です。
Amazonプライム会員のメリットはでっけぇぞ!!
つまりハードスペックやトラブルを凌駕するソフトスペックがfireTV stickにあるということです。