目 次
iPad OS 13.4からマウスに正式対応しました。
どこにでもあるBluetooth対応のマウスをiPadに接続し、設定を行ったり、操作性が良くなったのかどうなのか?スクロールが逆方向になるけれど操作感は?作業効率はアップしたのか?などをハンズオンで試してみたいと思います。
ちなみに私のiPadはiPad Pro 10.5インチ セルラーモデルで、iPadの中でも中途半端な位置付けのモデルですが・・・
マウスをiPadに接続する
![](https://apple-teach.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_4642_az.jpg)
マウスはそう高いマウスではありません。BUFFALOのBSMBB20Sという、ごくごく普通のマウスです。
通法通りBluetooth接続しますので、iPad側では「設定」⇨「Bluetooth」を開いておきます。
もし、Bluetoothがオンになっていなければオンにします。
マウスのBluetoothコネクトボタンを押し、ペアリングします。
これは、どんなBluetooth機器でも同じなので、難しいことではないでしょう。
基本的にはこれで接続完了です。とても簡単すぎて、説明するまでもありませんw
マウスのいろんな動作を設定する
接続確認を行ったら「一般」の項目に「トラックパッドとマウス」という項目が現れます。
ここで、詳細設定していくのですが、特にそのままでも問題ありません。
次に「アクセシビリティ」⇨「ポインタコントロール」でもう少し詳細設定が行なえます。
コントラストを上げたり、ポインタを自動的に非表示にしたり、ポインタの枠線の色を変更したりと、お好みに合わせて設定して下さい。
ポインタのサイズはあまり大きくしても見にくいし、スピードも真ん中あたりで問題はありませんでした。
行ったのは、枠線のカラーを変更して分かり易くするくらいの変更でした。
マウスの動作はどうなんだろう
マウス動作でホーム画面に戻ったり、コントロールセンターを表示したり、通知を表示することができます。
スクロールが逆方向に動作すると言うことに関しては、一瞬戸惑いますが 特に気になるものではありませんでした。
ホーム画面に戻る動作は画面の真ん中辺りをクリックしたまま、下の方に引き下ろすのですが、慣れが必要かと思います。
なんなら、タッチしてホームへ戻ったほうが早い気がします。
マウスが使用できると、コピー、ペーストなどができるので、操作性はアップしますが、実際にメモアプリで試してみたところ、正直、マウスがなくても良いかなという気がします。
キーボードを使用しながら操作すれば、効率がアップされ、より良いかもしれません。
ブラウザで使用するにはどうでしょうか。
これは、画面にいちいち触らなくて良いので、動作の短縮ができ、割と快適に操作できます。
キーボードを接続したほうが便利

マウス単体でも操作性が上がったといえば、そう思う人もいるとは思います。
ブラウジングやメールを確認するなど、簡単な操作についての作業効率はアップしたと感じるるのですが、文字入力という点に置いてはキーボードとの併用をお勧めします。
どこぞのメーカーかは不明ですが、Bluetoothキーボードがあったので接続して使用したのですが、操作性がアップし、作業効率が体感で2倍〜3倍に向上しました。
⌘+CやV(コピペ)が使えるので、パソコンと同じような操作感が得られます。
使用したほうが便利なAssistiveTouch
AssistiveTouch は、ホーム画面に戻ったり、ダブルタップ、音量調整、iPadの再起動など、さまざまな使い途があります。
マウスを使用する場合、ホームに戻る操作が面倒なので、AssistiveTouchを表示しておくことでホーム画面へすぐに戻れますので、操作性、作業効率が格段とアップします。
![](https://apple-teach.com/wp-content/uploads/2020/03/AssistiveTouch.gif)
Apple のユーザガイドに「iPadでAssistiveTouchを使用する」記事があります。
iPadのマウス操作は作業効率がアップしたのか?
操作性は向上しただろうと思いますが、iPadとマウス単体ではそこまでのメリットは感じませんでした。
やはり、キーボードとマウスが揃って初めて、作業効率がアップすると言えます。
では、機動力のあるiPadにマウスとキーボードをプラスして外出するかと言えば・・・・私はしないでしょう。
ならiPad単体だけで良いし、外出先で作業を行うのならMacBook Proを持ち出したほうが良いからです。
じゃ、自宅で使用するかと言えば、それはMacで作業するので不要です。
つまり、操作性は向上するけれど、使い勝手が良いかと言えば必ずしも良いとは言えないというのが結論です。
iPad Pro用のトラックパッド付きMagic Keyboardが発売されるが・・・
5月にiPad Pro用のトラックパッド付きMagic Keyboardが発売されるのですが、これは2018年以降のiPad Proユーザでなければメリットはありません。
対応する機種は、12.9インチiPad Pro(第3世代と第4世代)と、11インチiPad Pro(第1世代と第2世代)です。
価格は1〜2世代用で34,980円、3〜4世代用で41,580円・・・半端なく高いですね!もう、笑うしか無いww
現行のProでないモデルと、私が所有する10.5インチiPad Proには対応していません。
SmartKeyboardとマウス(トラックパッド)を併用するしかありません。
私自身は使用しない(使用したくても出来ない)という判断になります。
りんごG3がまとめます
![りんごG3](https://apple-teach.com/wp-content/uploads/2024/06/no_samusup-300x300.png)
iPad OS 13.4で真価が発揮できるようになったマウスですが、結論から言えば、マウスとキーボードが揃って初めて作業効率が体感で3倍ほど感じれます。
何故なら、操作性はある一定 良くなるものの、外出時に わざわざマウスを持っていくのかといえば「持っていかない」と感じますし、キーボードとの併用でパソコンのように使用はできますが、MacBookタイプ以上の操作性の向上が見られないからです。
外出時に携行するならば、5月発売予定のiPad Pro用トラックパッド付きMagic Keyboardを使用できるのなら「あり」ですが、それ以外では「無し」です。
しかし、これから買おうとすれば、iPad Pro 12.9インチ 256GB Wi-Fi セルラーモデルが132,800円で、キーボードが41,500円で、合計174,300円也・・・税込み191,730円也ぃ・・・MacBook Pro買えちゃうし!!!