• 投稿カテゴリー:Mac教室 / システム
  • 投稿の最終更新日:2024年6月19日

こんにちは!この記事では、Appleシリコン搭載のMacで「その他」ストレージが多くなってしまう問題について解決方法をご紹介します。

Macのストレージが「その他」でいっぱいになってしまうことに悩んでいる方、多いですよね。

この問題を解決するために、簡単にできる方法をいくつかご紹介します。

問題の概要

まず、「その他」ストレージとは何でしょうか?

「その他」ストレージには、キャッシュファイル、ログファイル、システムファイル、アプリケーションデータなどが含まれます。

これらのファイルは一見すると重要ではないように見えますが、実際にはMacのパフォーマンスに大きな影響を与えることがあります。

「その他」ストレージの確認方法

ストレージの確認

「その他」ストレージの状況を確認する方法をご紹介します。

以下の手順に従って、ストレージの使用状況を確認してください。

  1. メニューバーの左上にあるAppleアイコンをクリックします。
  2. 「このMacについて」を選択します。
  3. 「ストレージ」タブをクリックします。
  4. 「その他」がどれくらいの容量を占めているかを確認します。

基本的な整理方法

キャッシュファイルの削除

キャッシュファイルは、一時的に保存されるデータです。

これらのファイルが多くなると、ストレージを圧迫することがあります。

キャッシュファイルを削除する方法をご紹介します。

  1. Finderを開きます。
  2. メニューバーの「移動」→「フォルダへ移動」を選択します。
  3. 「~/Library/Caches」と入力してEnterキーを押します。
  4. キャッシュフォルダ内のファイルを削除します。

ダウンロードフォルダの整理

ダウンロードフォルダには、インターネットからダウンロードしたファイルが保存されます。

これらのファイルを整理することで、ストレージを節約することができます。

  1. Finderで「ダウンロード」フォルダを開きます。
  2. 不要なファイルを削除します。

古いバックアップファイルの削除

iOSデバイスのバックアップファイルがストレージを占めていることがあります。

古いバックアップファイルを削除する方法をご紹介します。

  1. Finderで「~/Library/Application Support/MobileSync/Backup」を開きます。
  2. 不要なバックアップファイルを削除します。

システムログと大容量ファイルの管理

システムログとレポートの削除

システムログファイルは、システムの動作状況を記録するためのファイルです。

これらのファイルが多くなると、ストレージを圧迫することがあります。

  1. Finderで「~/Library/Logs」と「/Library/Logs」を開きます。
  2. 不要なログファイルを削除します。

大容量ファイルの検索と削除

大容量ファイルがストレージを占めていることがあります。

これらのファイルを検索して削除する方法をご紹介します。

  1. Finderで「ファイル」→「検索」を選択します。
  2. サイズでファイルをフィルタリングし、大容量ファイルを特定します。
  3. 不要な大容量ファイルを削除します。

高度な整理方法

システムクリーンアップツールの使用

システムクリーンアップツールを使用することで、ストレージを効率的に整理することができます。

ここでは、CleanMyMacというツールをご紹介します。

  • CleanMyMacの使用方法
  • CleanMyMacをダウンロードしてインストールします。
  • アプリを開き、システムスキャンを実行します。
  • 不要なファイルを削除します。

Spotlightの再インデックス化

Spotlightの再インデックス化を行うことで、検索機能が改善され、ストレージの問題が解決することがあります。

  1. システム環境設定を開きます。
  2. 「Spotlight」→「プライバシー」タブを開きます。
  3. Macintosh HDを一度追加してから削除します。
  4. 再インデックス化が開始されます。

こちらの記事もご参考ください。

Rosetta 2アプリの管理

Appleシリコン搭載のMacでは、Intelアプリケーションを実行するためにRosetta 2が使用されます。

不要なIntelアプリケーションを削除することで、ストレージを節約することができます。

  1. アプリケーションフォルダを開きます。
  2. Intelアプリケーションを特定します。
  3. 不要なIntelアプリケーションを削除します。

方法1: アプリケーションフォルダから確認する

  • Finderを開く
  • DockからFinderアイコンをクリックします。
  • アプリケーションフォルダを開く
  • サイドバーの「アプリケーション」をクリックしてアプリケーションフォルダを開きます。
  • アプリケーションを選択する
  • 確認したいアプリケーションを右クリック(またはControlキーを押しながらクリック)します。
  • 情報を見る
  • コンテキストメニューから「情報を見る」を選択します。
  • 情報ウィンドウが開きます。
  • 情報ウィンドウで確認する
  • 情報ウィンドウの「一般情報」セクションで「種類」を確認します。
  • 「Intel」と記載されている場合、そのアプリケーションはIntelアプリケーションです。

方法2: アクティビティモニタを使用する

  • アクティビティモニタを開く
  • Spotlight検索(Command + Space)で「アクティビティモニタ」と入力し、Enterキーを押します。
  • CPUタブを選択する
  • アクティビティモニタのウィンドウ上部にある「CPU」タブをクリックします。
  • カラムを追加する
  • アクティビティモニタのメニューバーから「表示」→「カラムを表示」を選択します。
  • 「種類」を選択します。
  • アプリケーションの種類を確認する
  • アクティビティモニタの「種類」カラムに、「Intel」または「Apple」が表示されます。
  • 「Intel」と表示されているアプリケーションがIntelアプリケーションです。

方法3: ターミナルを使用する

  • ターミナルを開く
  • Spotlight検索(Command + Space)で「ターミナル」と入力し、Enterキーを押します。
  • アプリケーションのバイナリを確認するコマンドを入力する
  • 以下のコマンドを入力して、アプリケーションのバイナリを確認します。
file /Applications/アプリケーション名.app/Contents/MacOS/アプリケーションバイナリ名
  • 例: Safariの場合
file /Applications/Safari.app/Contents/MacOS/Safari
  • 出力結果に「Intel」と表示されている場合、そのアプリケーションはIntelアプリケーションです。

これらの方法を使用して、Mac上のIntelアプリケーションを特定することができます。

まとめ

Appleシリコン搭載のMacを快適に使うためには、定期的なストレージの整理が欠かせません。

この記事で紹介した方法を実践することで、ストレージの問題を解決し、Macのパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。

これからもMacを快適に使っていきましょう!