iPhoneのバッテリーの駆動時間が短くなっていませんか。

バッテリーの持ちが悪くなっているという話をよく聞きます。

バッテリーの劣化はAppleの正規サービスプロバイダかAppleサポートセンターでバッテリー診断を行えば劣化しているかどうかの判断を行ってもらえます。

保証期間内もしくはApple Careに加入の期間であれば,バッテリーの能力が80%以下なら無償で交換できます。

今更ながら「iPhone 6s が突然シャットダウンする問題に対するプログラム」

もし,iPhone6Sを利用している場合,Appleのサイトに行きシリアル番号でチェックできます。

対象製品であれば「iPhone 6s が突然シャットダウンする問題に対するプログラムということで,バッテリーの無償交換ができます。

サービスプロバイダかリテールショップ,サポートセンターで交換の手続きができます。

製品交換ではなく,バッテリー交換ですのでご注意ください。

追記 2019年2月15日 バッテリーの状態を知る

突然のシャットダウンはバッテリーの充電残量、年数が経過することによるバッテリーの劣化、低温下での使用などで起きることが多いようですが、iPhoneはパフォーマンス管理の機能を搭載しています。

特に現在は「設定」⇨「バッテリー」⇨「バッテリーの状態」⇨「ピークパフォーマンス性能」の項目があり、なにか問題があれば画像のような表示がなされるようになっています。


詳しくはAppleサポートページをご覧ください。

バッテリーの持ちが悪い原因を探る

バッテリー診断でバッテリーに問題がない場合,どこに原因があるのかを探らなくてはいけません。

ポイントは5つです

1, iOSが新しいバージョンか

これはアプリのアップデートは行っているがiOSのアップデートを行っていない場合,アプリのプログラム バージョンとiOSのバージョンが合わず,バッテリーを消耗する場合がりますのでチェックは必要です。

2,アプリのバージョンアップを行っていない

反対にiOSのバージョンは最新だがアプリのバージョンが低い場合も同じようなことが云えますので,チェックしてみてください

3,バッテリーの使用状況のチェック

設定アイコンから「バッテリー」をタップして開きます。

バッテリーの使用状況が詳細に出ています。

iOS10.2では過去7日間の使用状況がパーセント表示で確認できます。

また,右にある時計のアイコンをタップすれば使用時間やバックグラウンドでの待機時間なども表示されます。

この中で35%を超えているアプリがあれば,それは異常かもしれません。

safariなどが30%超えをしていてもあまり気にしなくてよいのですが,LINEなどのその他のアプリで50%超えているなどがあれば,それはアプリケーションがおかしいと思います。

一度バックアップを取って,削除・再ダウンロードしてみてください。

また,バックグラウンドで動いているということは,常に動作しているということなので小まめにマルチタスクを終了してください。

追記
2019年現在は下画像みたいになっています。

4,通知の設定をチェックする

設定アイコンから「通知」をタップし開きます。

ここには各アプリで通知を行うかどうかの設定を行います。

LINEやFaceBook,メールなど常に通知が必要なもの以外,例えばゲームデベロッパーからの連絡などはあまり必要ではないと思われます。

オンのままだと,不要であってもネットで通信を行ってチェックしています。

当然,バッテリーも消耗するということになりますので,不要なアプリの通知はオフってください。

5,リセットしてみる

それでも改善しない場合はバックアップを取った上でリセットを行ってみます。

設定アイコンから「一般」の一番下にある「リセット」を選択し「すべてのコンテンツと設定を消去」を行います。

これはiPhoneのコンテンツ情報と設定情報をリセットするだけなので,工場出荷状態ではありません。

工場出荷状態に戻すのならパソコンでiTunes経由で「iPhoneを復元・・」を行ってください。

iPhoneでリセットをかけた状態ではアプリも設定も消えています。

「ようこそ」から初期設定を行うのですが「バックアップから復元」は行わず「新しいiPhoneとして設定」を選択し,AppleID入力などもスキップしてホーム画面まで行き,電話だけ受けられる状態にします。

充電を満タンにし,半日〜1日様子を見ます。

Safariでの検索など,標準アプリは通常使用して試してください。

そこでバッテリーが減るのであれば,ハード的な問題となります。

問題がなければ再度リセットをかけ,今度はバックアップから復元を行います。

そこで症状が再現すればアプリの問題となります。

この作業を行うのは時間が取れるお休みのときに行ってください。

時間がかかりますし,なによりLINEやInstagram,FacBookなど利用できませんのでご注意ください。

りんごG3がまとめます

りんごG3
りんごG3

まずはサポートセンターやサービスプロバイダでバッテリー診断を行うことが一番いかと思われます。

その際,Wi-Fi環境下であることが望ましいです。

バッテリーが減る原因は色々考えられるのですが,問題ない人もいます。

もしかしたら,iOS10.2に問題があってバッテリー消耗や突然のシャットダウンが起きるのではないかとも考えられますが,正確なところは分かりません。

しかし,1月24日からiOS10.2.1の配布が始まっています。

7つの脆弱性を修正とありますが,これは表向きですのでもしかしたらこのアップデートの中に含まれている可能性はありますので,アップデートは行ってください。

追記の一言

現在iPhone XSを使用していますが、バッテリーの持ちは格段に良くなっています。

今のところ、いきなりシャットダウンは経験していません。

少しづつ改良されているのでしょうね。