最近のMacBookやMacBook Air、McBook ProなどストレージにSSDを利用していますので、ストレージ容量が128GB〜256GBくらいしかないものが多いと思われます。

iPhoneのストレージは最大256GBのものもあり、iTunesでMacにバックアップを取るとそれだけでMacのストレージ領域がいっぱいになってきます。

中にはちょっと前のMacBookで64GBという容量のものもあります。これではパソコンではなくiPhoneのバックアップデバイスになりかねません。

基本iPhoneのバックアップはMacでしか出来ない仕様です。

そこで、バックアップを外付けHDDあるいはSSDに移動してMac内部のストレージを確保する方法をご紹介いたします。

iPhoneのバックアップの場所

Macの中にあるiPhoneバックアップの場所は ~/ライブラリ/Application Support/MobileSync/Backup のBackup内がiPhoneのバックアップファイルです。

~/ライブラリ/ は通常非表示なので、Finderのメニューバー → optionキーを押しながら移動をクリック → ライブラリです。

どうですかBackupを右クリック(あるいはoption+クリック)して「情報を見る」とすればサイズがわかります。

数十GBありませんか?

iTunesでこの場所を指定できないというのがおかしいと思うのですが、Appleさん、アップデートで場所指定の機能を設けてくださいよ!!

バックアップ場所を変更する

外付けHDD(SSD、以下省きます)はフォーマットされているかTime MachineBackupが存在することを前提としています。

もし、新しいHDDならばフォーマットして下さい。

フォーマット方法はここでは省きます。

まず、外付けHDDの空いているところに「Backup」というフォルダを作ります。

次にMacの ~/ライブラリ/ にあるBackupファイルをデスクトップに移動しておきます。

ターミナル操作

ターミナル操作というと気後れしそうですが、大丈夫ですので安心して下さい。

Finder → アプリケーション → ユーテリティ の中にターミナルはあります。

ターミナルを起動します。

その後 Finderで、外付けHDDを開きます。

そこに作成したBackupのフォルダがあることを確認しておいて下さい。

ターミナルに何も考えずに「ln -s 」と入れます。

lnと-の間は半角スペースを入れます。

sの後にも半角スペースを入れます。

 

半角スペースを入れた後にFinder→外付けHDD→Backupのフォルダをドラッグ・アンド・ドロップします。

後ろに /Volumes/HDD名/Backup と表示されたはずです。

 

そこの後に「“/Users/ユーザ名/Library/Application Support/MobileSync”」と入れます。

「”」(ダブルクオーテーション)も必要です。

入力後returnキーを押します。

 

フォルダの置き換え

ターミナルを終了して下さい。

Finderで外付けHDDのBackupが開いている状態で、そのBackupを削除して下さい。

その後、デスクトップに退避させたBackupをドラッグ・アンド・ドロップで外付けHDDにコピペします。

iTunesでバックアップ確認

iTunesを起動し、メニューバー → iTunes → 環境設定 → デバイスのタブ内にバックアップが見えれば成功です。

 

その後、実際にバックアップを行います。

バックアップできるようでしたらデスクトップにある「Backup」ファイルをゴミ箱に入れて下さい。

あ、「ゴミ箱を空にする」も忘れずに行って下さい。

りんごG3がまとめます

りんごG3
りんごG3

iTunesバックアップは毎日使用するものではありません。

にも拘らず、ストレージが数十GBもあるわけですからもったいない話です。

かと言ってないと困るものです。

ならば外付けHDDに移動しておくということはありだと思います。

ただ、ライブラリのデータを扱いますので慎重に行って下さい。